こんにちは。
美容大好き男子のPazuです。
季節は進み、すっかり真夏のような気候が続いています。
気象庁が発表した最新の長期予報によると、2025年の6月から8月にかけての気温は、全国的に平年より高くなると予想されているそうです。
梅雨明け後は全国的に今年も猛暑になりそうですね。
皆さん、水分補給をこまめに行って熱中症予防を行ってくださいね。
さてさて、水分補給といえば、体内の水分量が不足しないように、意識的に水やスポーツドリンクなど水分を摂取することですが、美容にとっても水分は大事です。
水分をこまめに摂取すること肌の潤いを保ち、新陳代謝を促進し、老廃物を排出する効果が期待できます。
これはインナーケアといって、食事、運動、睡眠など、体の内側から美しさを追求する美容法です。
それに対して、スキンケアが肌の外側からアプローチする方法です。
インナーケアとスキンケアをWで行うことで更に肌の調子を整え、健康的な美しさを手に入れることができます。
スキンケアによる水分補給といえば化粧水です。
『夏に化粧水をつける意味なんかあるの?』『化粧水ってただの水でしょ?』と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
今回夏こそ大事に化粧水についてご紹介していきます。

化粧水の基本と重要性
1.化粧水の基本
まずは簡単に化粧品の構成成分からご説明していきます。
化粧品は主に①基本成分②訴求成分③品質保持を目的とした成分の3つで構成されます。
①基本成分
化粧品の骨格をつくる成分のことで、油分・水分・保湿剤、さらにこの3つを混ぜ合わせる界面活性剤などです。
②訴求成分
肌の悩み(乾燥、しわ、シミ、たるみ、ニキビなどなど)に対して、化粧品の効能効果を発揮する原料のことです。
例:ビタミン、コラーゲン、セラミドなど
③品質保持を目的とした成分
製品の安全性や品質を保つための酸化防止剤や防腐剤などを指します。
化粧品ももちろんこの3つの成分からなっています。
2.化粧水の重要性
では、次に化粧水の重要性について
主に化粧水の役割は水分を与え、潤いのある肌にすることです。
化粧水の中には、美白やシワ対策やニキビ予防などの訴求成分が配合された化粧水も増えてきましたが、まずは肌に水分を与える役目となります。
更に夏は汗や皮脂が出がちで、すでに潤っているので化粧品は不要と思う方もいるでしょう。
しかし、乾燥する季節でなくても、夏の肌は、紫外線やエアコンによって意外と乾燥しやすい状態です。
また、肌が潤っているように感じても汗をかくと同時に、肌の水分も奪われてしまうため、夏は以外にも乾燥しやすい状態です。
さらにべたつきや、ニキビを気にして保湿を敬遠してしまうので、夏はインナードライ(肌の表面は皮脂でベタついているように見えるものの、実際には肌の内部が乾燥している状態)に陥りやすい季節でもあります。
化粧水で水分を補給し、肌を保湿することで、乾燥を防ぎ、肌トラブルを予防する必要があります。
‘水が9割’の意義とは?
1.化粧水はただの水?
化粧水の多くは、「80%〜90%以上が水」で出来ています。
美容に詳しい方ならパッケージの裏などに表記された成分表を見て買う方も多いかもしれませんが、多くの化粧水の成分表のトップは水(精製水)と表示されていると思います。
実は、この成分表は配合濃度が高い順に記載されています。

パズー
👆以外に知らない方が多いのではないかと思います。
お手持ちの化粧水の成分を是非見てみてください。ほとんどの化粧品のトップは水と表記されているはずです。
つまり、残りの10~20%が訴求成分や品質保持を目的とした成分ということにあります。
よく化粧品のパッケージにも〇〇〇成分高配合!などと記載があっても、わずか数パーセントの意味であることを認識してください。
2.たった10~20%の美容成分では意味がない?
それでは、化粧水はほとんど水なら使う意味はあるのかと疑問を感じる方もいると思います。
成分の水の次に記載されている成分に注目すると、保湿効果や肌を引き締める効果がある水溶性成分が一般的です。しかしこれらを高濃度のまま使用するには肌に刺激が強いのです。
つまり水によって希釈されることで効果を発揮しているということです。
また成分によっては、濃縮された状態では角層に浸透しづらく、水の浸透とともに角層に浸透することができるものもあります。
主な、化粧水の成分の水の次に配合されている成分を記載します。お手持ちの化粧水の成分を見ていただき自分に合っているか確認してみるのも楽しいです。
【水の次に配合されやすい成分】
・BG(ブチレン【水の次に配合されやすい成分】グリコール)
効果:保湿や保水、防腐
特徴:さっぱりとした使い心地で適度な保湿力、防腐剤の使用を抑えられる
・グリセリン
効果:保湿
特徴:高い保湿効果としっとりとした保湿感、ヒアルロン酸と相性がよい
・DPG(ジプロピレングリコール)
効果:保湿
特徴:皮膚刺激が低い、BGよりも保水力が高い
・エタノール
効果:肌の引き締め、清涼感、収れん作用
特徴:さっぱりとした使用感。アルコール敏感症や乾燥しやすい人は注意が必要
・ヒアルロン酸
効果:高い保湿力
特徴:もともと人の肌の真皮にある成分、肌にうるおいとハリを与える

水を一滴も使っていない化粧水のご紹介
ナチュラル系やオーガニック系のスキンケアでも、主成分は水の製品は多くあります。
よく見かけるのは、1番最初の記載が水ではなく『〇〇温泉水』や『〇〇液』や『〇〇水』とあるものです。こちらも状蒸留や希釈されたものです。
しかし、中には水を使用していない化粧水も存在します。
水を使っていない天然由来成分の化粧水なので、天然であるがゆえに中にはアレルギー反応が出る方もいるかもしれませんが、それ以外の方であれば比較的安心安全でご使用いただける商品を最後に2つご紹介させてください。
北海道「美深町」の白樺から採取した白樺樹液の化粧水

120ml ¥5,225(定価)
北海道「美深町」を中心としたエリアの春先の2週間ほどしか採取できない白樺から採取した白樺樹液。
そのパワーを生かすため、薄めずにそのままを化粧水に。
さらに、ヒアルロン酸、ベタインの保湿成分に加え、自然栽培のリンゴから採取した※LPSを配合。
もちろん成分はシラカンバ樹液、グリセリンと続きます。
乾燥が気になる季節にも豊かな潤いで肌を満たし、肌荒れも防ぎます。
使用感はしっとり高保湿タイプです。
夜のスキンケアにおすすめです。
※パントエアバガンス培養液エキス(保湿成分)
水一滴さえ使用しない、オーガニック成分94.5%の無添加化粧水

120ml ¥3,597(定価)
岐阜県にある有機JAS認定自社農場で栽培し、12ヶ月熟成させた有機ヘチマ水がベース。
一滴の水も使用せず、ドクダミやビワ、コメ発酵液などの日本の伝統素材を配合したオーガニック化粧水。
日本では大正時代から美人水として発売されていたヘチマ水を使用するなど、自然素材の力強い生命力とやさしさが、肌に棲む善玉菌(=美肌菌)の働きに寄り添い、肌トラブルを防ぎます。ホルモンバランスの乱れによるブツブツやニキビ悩みがある方にもおすすめ。
成分はヘチマ水、ゲットウ葉水、ダマスクバラ花水、と続き防腐剤や合成界面活性剤はもちろん、水一滴さえも使用していません。
使用感はさらっとしており、肌馴染みが良いのでこれからの季節や朝のスキンケアとしてもお使いいただきやすいです。
まとめ
今回は自分自身でも学ぶことが多かったです。⇒まだまだ勉強ですね~
僕自身も化粧水はほとんど水の中にちょこっと美容成分が入っているだけで、美容効果については美容液に頼るものと思い込んでいました。
もちろん、本格的な美容効果は美容液を使用することで得られますが、その美容液の浸透を促すためにも化粧水の役割がはっきり分かりました。
これから本格的な夏を迎えるにあたり、日焼け対策として化粧水による水分補給は大事な役割です。そのためにも自分の肌状態に合わせた化粧水選びがポイントになります。
是非、化粧水だけではなくスキンケア選びの際は裏面の全成分の一覧も気にして選んでみるのはいかがでしょうか?
美容大好き男子Pazu
